イギリス出身のコンポーザー=ピアニスト、アレクシス・フレンチ。とりあえず聴いてみて欲しいピアニスト。ピアノのタッチがとても繊細、柔らかな響き。『クラシカル・ソウル Vol. 1』と銘打ったアルバムは、クラシカルな佇まいで、美しく優しいメロディと、ソウル・ミュージックのエッセンスを奏でる。彼が紡ぐメロディは、繊細でロマンティック。オーケストラとの共演は壮大なスケールに心躍る心地よさ。そこには重厚さではなく、とにかく柔らかく優しく音が交わる。自作曲の合間に、小さい頃から触れてきたソウル・ミュージックをピアノ・ソロでカバー。木漏れ日の中でノスタルジックに浸りたい。
アレクシス・フレンチ(Alexis Ffrench)『Classical Soul Vol. 1』美しいメロディとソウルミュージックの要素を繊細に奏でるピアノを聴いてほしい
