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関西から轟くミュータンティックな音たち――『Farewell Party』と併せて聴きたい6作!

Black petrol 『MYTH』 Black petrol(2021)

メンバーのSOMAOTAが『Farewell Party』にフィーチャーされた京都発のヒップホップ・バンドによるファースト・アルバム。ジャズやエレクトロニカの実験性を折り重ねたサウンドは歪ながらも美しく、往時のアンチコンを思わせる瞬間も。

 

幽体コミュニケーションズ 『文明の欠伸』 INSPIRE(2025)

京都拠点の3人組ユニットは、in the blue shirtや諭吉佳作/menをリミキサーに招くセンスがTAMIWと近いかも。このファースト・アルバムには君島大空も参加。室内楽やビート・ミュージックを溶解させたサイケ・フォークが独創的だ。

 

um-hum 『UMA-HUMAN』 UM-HUM JAPAN(2023)

大阪の4人組バンドが配信で発表した2作のミニ・アルバムをコンパイル。Tamikeemの運営するスタジオ、Hidden Placeでも録音されており、LAビートや新世代ジャズ以降のタイム感を持つ演奏、歌とラップをシームレスに操るヴォーカルが艶やか。

 

児玉真吏奈 『Like a Wolf』 THANKS GIVING(2022)

大阪生まれのシンガー・ソングライターが、電子音と戯れながらレフトフィールドな歌世界を構築したソロ2作目。近年はよりダンサブルに突き抜けたSawa Angstromでも精力的に活動しており、そちらのユニットのパッケージ・リリースもそろそろか。

 

paranoid void 『Literary Math』 apple of my eye(2017)

TAMIWのメンバーが〈シンパシーを感じるバンド〉として挙げてくれた大阪発のマス・ロック3人組による初作。変拍子とポリリズムを繰り返すアンサンブルに圧倒されつつ、音色やフレーズに貫かれる透徹の美学は抜け出せないほどに魅力的だ。

 

黒岩あすか 『怪物』 Tuff Beats(2024)

ギューンカセットが輩出、前作には山本精一も参加と大阪アンダーグラウンドの系譜に立つシンガー・ソングライターの4作目。ブリストル・サウンドにも通じる不穏な重低音と幽玄な歌は、暗黒に紛れながらも確かな熱を放っている。