フランスのソウルマンの2年ぶりとなる新作。初期のヴィンテージ感を基調としつつも歪んだ音像とスモーキーな歌声でブルージーとファンキーを行き来するサイケデリックR&Bといった趣で、フォーク風や前々作でアプローチしたレゲエ調も飛び出す。ケイラン・アーノルドとのソウル・バラード、アディ・オアシスを迎えたミニマルなファンクも流れに馴染む良作。