ラムブラッドの他界により3人体制となって以降も、積極的に曲提供やプロデュースを行ってきたラガDJ集団が、6年ぶりの新作をドロップ! スーパー・キャット“Under Pressure”をサンプリングしながら〈Stalag〉のリメイク・オケを敷いた“Mic Magician”が早くも大きな話題を呼んでいますが、他にもヒップホップの要素を交配したビートと攻撃的なシンセが飛び交う、つまり2000年代前半のダンスホールを彷彿とさせるジョグリンの連射に、汗が止まらないのです! ショーン・ポールや自身の主宰レーベルからブレイクしたコンシェンスの客演も良いフックになっているし、日本盤に収められたe-mura製のリディムもナイス。往時のレゲエ人気の再興を予感させる、最高にマッドな一枚ですよ!!