INTERVIEW

【ZOKKON -candy floss pop suite-】第28回(3) Party Rockets “Let's Go!!”

何回も難関を乗り越えてきた3人……振り返らないよ!!

【ZOKKON -candy floss pop suite-】第28回(3) Party Rockets “Let's Go!!”

 快哉を叫びたくなるような“Let's Go!!”の名曲ぶりたるや! 仙台を拠点とする中高生トリオ、Party Rockets。逆境の続いたデビューから2年弱、ここにきて彼女たちの代表曲と呼べる最高の逸曲が降りてきた——ということで、今回は多忙な3人にメールでコンタクトしてみました。

Party Rockets Let's Go!! Rocket Beats(2014)

  「新生Party Rocketsの3人に必要なことは何かしっかり考えて、これからもっとたくさんの方にパティロケを知ってもらえるように、元気になってもらえるようにがんばります!」(吉木悠佳:リーダー)。

 そう、いまのParty Rocketsは新しいParty Rockets。ここまでの紆余曲折をご存知の人も多いことでしょう。もともとパティロケは、Dorothy Little Happyを輩出した仙台の事務所・ステップワンの大所帯ユニット、B♭から選抜された7名で2012年6月に結成、いきなりのメジャー・デビューも話題になりました。

 「小さいときはベッキーさんにすごく憧れていて、マルチタレントになりたいと思っていました。そこから、いろんなことに挑戦しようと歌やダンスを始めました」(悠佳)。

  「小さい頃、安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんが大好きで歌番組を観ていっしょに歌ったり踊ったりしていて、本格的にやってみたいと思ったのがきっかけです」(藤田あかり)。

  「小学1年生で事務所に所属したときは将来など考えずに踊っていました。でも、5年生のときにB♭に加入して〈あ! このメンバーでデビューしたい〉と強く思い、いまに繋がっています」(菊地史夏)。

 4人組として臨んだ翌2013年は、エリック・マーティンの書き下ろした“MIRAIE”を発表し、東京/仙台で定期ライヴを開始、生バンドでのライヴも実現。〈ロックなロケット〉というコンセプトの通り、ロック調の激しいナンバーと元気なヴォーカル&ダンスで楽しいパーティー感を演出、8月の“セツナソラ”も経て着実に注目の輪を広げていくなか……年末には初代リーダーの渡邉幸愛が卒業となります(今年2月にSUPER☆GiRLSに加入)。

  「メンバーが減るたびにファンの皆さんがライヴではもちろん、お手紙やブログやTwitterでも励まし支えてくれて、それがいちばん嬉しかったです」(あかり)という言葉にもグッときますが、それ以上に胸を掴まれるのはやはり新曲それ自体の素晴らしさ!

 3人で初のシングルとなる今回の“Let's Go!!”は、「パティロケの新たなスタートにぴったりな、歌詞もメロディーも明るく春らしい曲で、聴くと前向きになれる曲だと思います!」という悠佳の説明通り、美しいコーラスにも胸が浮き立つ青い春色のロック・ナンバー。デビュー以来ほぼ全曲の作/編曲を手掛けてきた三宅英明が今回は初めて詞(良い!)も担当、新たな季節を迎える3人への熱いエールが聴き手の背中をも押すような、最高にエモい快曲なのです。

 カップリングに用意されたのは、「パーティーのような楽しさがあって、歌って踊ってる私もテンションが上がります」(史夏)というキュートさがクセになる“好きすぎて生きるのがツライよ”、「歌詞やリズムがかっこよくてパティロケの全部の曲の中でも特に好きなんです」(悠佳)というハード・ロック“日常ドリーマー”、そして「コウメちゃん最後の音源だし、すごく難しい曲で練習もレコーディングも苦労したけど、そのぶん思い入れの強い曲なので、じっくり聴いてほしいです」(あかり)という“ディアフレンド”の3種。やはり、4人でのラスト音源“ディアフレンド”から滲む哀感は耳を惹きますが、それすらも思い出の1ページに変えていく頼もしさが、いまのトリオからは漲っています。

  「3人になって、歌うパートが増えたり変更になったり大変でした。プレッシャーが大きくなったぶん、曲を伝えようという気持ちも大きくなって、3人で力を合わせてがんばりました」(悠佳)。

 気がつけば結成2周年も目前。「フミもあかりちゃんも明るくていつも賑やかです、私は見てるだけですが(笑)。2人共トークを考えたりするのが苦手な私をしっかり支えてくれて助かっています」(悠佳)と、まだまだ頼りない(?)新リーダーを支える絶妙なトライアングルは、それぞれが口を揃える「ドームツアー」という目標に向かって、新しい季節へ飛び出したばかりです!

 


パーティーをロックするのは誰だ?

 これまでのシングルのジャケを並べるだけで、Party Rocketsが乗り越えてきた難局は窺い知れようものですが……そのいずれも高水準な楽曲群のほとんどに関わってきたのが、吉水孝之(作詞)と三宅英明(作曲/編曲)。90年代にシンガー・ソングライターとしてメジャー・デビューしていた吉水は、作詞やプロデュース業から歌唱レッスンの講師なども行っている経験豊富な裏方。一方の三宅はハード・ロック〜メタル系に造詣の深いギタリストで、パティロケのサウンド的なアイデンティティーを構築してきた立役者であります。近年はその腕前を買われてG☆GirlsTwin2らにも楽曲を提供しているので、パティロケ曲が気に入ったらそちらもチェックですよ!

 

▼Party Rocketsの作品

左から、2012年8月のシングル“初恋ロケット”(avex trax)、2013年2月の“MIRAIE”、同年8月の“セツナソラ”(共にRocket Beats)

ジャケットをクリックするとTOWER RECORDS ONLINEにジャンプ

 

▼関連作品

左から、G☆Girlsのニュー・シングル『FIVE COLOR/Mirror Mirror』、Twin2のデビュー・シングル“Fighting Girl”(共にSouth to North Factory)

ジャケットをクリックするとTOWER RECORDS ONLINEにジャンプ

TOWER DOORS
pagetop