フリーキーかつスリリングなツイン・ギターを軸にポスト・パンク・サウンドに磨きを掛けつつ、このサウス・ロンドンの5人組はそれだけじゃ満足できなかったようだ。新境地を求める気持ちがロカビリーの“Quiet Life”、ウィルコを意識したというメロディアスな“Spartak”に結実。ポルトガル語で歌う“Lampião”ではかの地のリズムも交えてブラジルの義賊を称えてみせる。
シェイム(shame)『Cutthroat』ポストパンクサウンドに磨きを掛けつつロカビリーやアメリカーナ、ブラジル音楽に新境地を求める
