昨年に配信限定で発表された時点で2部作となることが告知されていたアルバムの後編〈bridges〉が到着し、同時に前編の〈walls〉も併せた形でCD化。〈壁〉〈橋〉という表題が示すように、物語としては二人の主人公の視点のズレ、そこから変化していくお互いの関係性が描かれていて、ラスト2曲で迎える急展開と、その結末の有り様にこのバンドの根幹が感じられるような。ワンシーンを担う各曲のアレンジも、トライバルなハウス、瑞々しいチェンバー・ポップ、ジャジーなソフト・ロック、ソフト・サイケなブルース……と多彩。後味に差が出ると思うので、未聴の方は〈walls〉から順番にぜひ。