結成30周年を目前にしたポップ・パンクのヴェテランから新作が到着。今回チャド・ギルバート(ギター)は闘病生活のなかで制作を進め、歌詞や音色にはその影響が表れているそう。確かに初期を彷彿とさせる音像は逆境を跳ね返すポジティヴな空気に溢れ、バンド側が何よりこの音を欲していたのではないだろうか。己に向けた熱い気持ちが聴き手の背中も力強く押す作風だ。