ドクター・ドレー主宰のアフターマスとジョイントした『Missionary』(2024年)以降は改めて新生デス・ロウを回しつつマイペースに構えているスヌープ。もはや何かを証明してみせる必要がなくなって久しい彼だが、それゆえにマスターピースを狙うこともなく今回も思うままに新作を仕上げてきた。前作『Iz It A Crime?』(2025年)の続編という位置付けで、N.W.Aを思わせるジャケも肩透かしなほど、聴き心地も制作/客演陣もいつものスヌープ一座でお送りする感じだ。つまりは今回も約束通りのクォリティが保証されているわけで、仰々しいセレモニー的な大作の群れに疲れた人にはこの湯加減はハマると思う。