64年のデビュー・シングルから2013年作 『The Next Day』まで、デビュー50周年を記念した初のオールタイム・ベスト盤。4種類の仕様でのリリースのなか、1CDのジャパン・エディションはボウイ自身が選曲を手がけた特別版だ。83年の《Let's Dance》やクイーンとの共演曲、架空のスターを演じた3曲など、常に大胆な音楽的変化を伴う挑戦を厭わなかったことが改めてわかるが、新録曲《Sue》でもその姿勢は健在。優雅かつ妖しい、そして活力に満ちた名演で、現代ジャズ・オケ最高峰のマリア・シュナイダー楽団(&マーク・ジュリアナ)を起用するその眼力はさすが!