2010年作『Getting Down From The Trees』がここ日本でも〈スペインのフェニックス〉などと評され、大きな話題を呼んだヴァレンシア出身の5人組によるセカンド・アルバム! 真冬のベルリンで制作した前作とは対照的に、春に地中海の近くでレコーディングしたことが関係してか、よりダンサブルに、より開放的に、より力強くなったサウンドを奏でています。なかでも“Everlasting”や“You'll Never Know Me”で聴ける80s風シンセの煌びやかな音色とファットなビートが醸し出すグルーヴには、オーストラリアのカット・コピーやかつてレーベルメイトだったデロリアンの姿も重なったりして……。〈キラキラ〉から〈ギラギラ〉へと少しだけシフト・チェンジした、踊れるロック満載の一枚です。