連載

キャロルでの功績やソロ・キャリアから紐解く、ジョニー大倉が音楽シーンに与えた絶大な影響

【その時歴史は動いた】第五十五回 ジョニー大倉

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ジョニーのその時々 

ジョニー大倉 JOHNNY FOREVER -THE BEST 1975-1977- ユニバーサル(2015)

フィリップス時代のアルバム3枚から選りすぐりのナンバーを中心にリマスター編纂されたベスト盤。鼻っ柱の強さをスウィートで軽快なロックンロールに託したソロ初期の決定盤と言えそうだ。主演映画の主題歌でもあった初のソロ・シングル“いつになったら”など、5曲の初CD化も貴重。

 

ジョニー大倉 MARINE BLUE EXPRESS ビクター(1979)

多くのロック・アーティストが洗練へと向かった時代を反映し、ビクター時代のジョニーは甘い声質を活かしたAORタッチの新路線にも意欲的に取り組んでいた。なかでも本作は半数の作詞を阿久悠に委ねた異色の一枚で、骨太なハートを軟派な装いで包むメロウな歌い口がいい。 

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ジョニー大倉&ベイ・ジャンク外人部隊 チャイナ・タウンから来た男 CLIMAX/徳間ジャパン(1983)

このたび初めて復刻された幻の一枚。作詞に阿木燿子、三浦徳子、ビートたけし、横尾忠則(ジャケも担当)らを迎えた豪華なコンセプト作で、同時代のデヴィッド・ボウイやポリスを思わせるニューウェイヴ期ならではの意匠が刺激的だ。 

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ジョニー大倉 抱いて抱いて抱いて! Special Edition ヴィヴィド(2014)

生前の最終リリースとなったのは、2010年のアルバムをオリジナル・マスターを用いて新装し、新たにライヴ盤もプラスした2枚組。オールディーズ調のロマンティックな表題曲をはじめ、マージー・ビート以前の古き良きロックンロール作法に直球で挑んだ快作である。

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