昨年リリースのソロ作『Mosaic』が大いに話題となったスローイング・スノウことロス・トーンズが今度は本体ユニットでの2作目を上梓。マルチ・インストゥルメンタリストの新メンバーが加入し、トリオ編成になったことで表現の解像度は格段にアップ。ベース・ミュージックを下地に日本の〈わびさび〉からもインスピレーションを得たというサウンドは、ダークで深遠で、ただひたすらに美しい。