本日4月2日、Mikikiはスタートから1周年を迎えることができました。いつも新しい〈これいいよね!?〉をお届けする〈The Best Place to Find Music〉であらんと、この1年で公開してきた記事は約6,000本。そのなかで、特に反響の大きかった人気の記事をジャンル/カテゴリー別にご紹介していきます! まずはR&B/ヒップホップのレヴューのトップ10から!

 

 

ディアンジェロの約15年ぶりの新作や、いまもっとも勢いのあるラッパーであるジョーイ・バッドアスのデビュー盤など、ここ数か月のうちにリリースされた注目作を押さえて1位となったのは、DJマスタードを擁するプッシャーズ・インクのボス、YGの2014年作『My Krazy Life』。レヴュー本文にもあるように、新作『To Pimp A Butterfly』も大きな話題となっているケンドリック・ラマーとは異なるヴェクトルで西海岸のトレンドを生んでいるプッシャーズ・インクの重要度が浮き彫りとなった結果と言えそうです。

ほかには、タワーレコード限定の流通ながら反響が大きかったディグス・デュークの初フル作、2015年を象徴する作品となりそうなマーク・ロンソンの『Uptown Special』、グラミー賞にも輝いたサム・スミスの初作などが上位にランクイン。マリクBMrグリーンフレディ・ギブスマッドリブというやり手同士のタッグ盤や、ロウ・エンド・セオリー界隈の顔役であるラスGの最新作なども人気を集めており、R&B/ヒップホップ・シーンの多様性と豊潤さがよくわかるランキングとなりました!