2010年のデビュー作以来となる新作は、ビート・ミュージックの殻を破り、壮大なスケールを持つ音楽家になって帰還! オーケストラ向けに作曲したものもあるという今作は、冒頭からストリングスやピアノで演出され、フィールド・レコーディングによる素材も多用。憂鬱なヴォーカル曲や異国情緒のあるビートから物悲しいアンビエントまで、幽玄な響きとしたシネマティックな音像に圧倒される。