感動のもっと先へ誘う、堂々のファースト・アルバム!

 広島を盛り上げるのは〈カープ女子〉だけじゃないぞ!──というわけで、地元の専用劇場・STUDIO MAPLEをホームグラウンドに、2013年1月から元気に活動しているのが、ひろしまMAPLE★S。昨年6月の“Boom! Boom! Miracle Emotion”はタワレコの全店総合チャートで10位、続く12月の“RPM”は、オリコンのインディーズ・チャートで1位を記録。じわじわと全国区にその名を広めているところだ!


村田ゆか
「楽曲をすごく誉めていただけるんですよ。作曲チームのOscillophoneさんがひとつひとつ愛情を注いで楽曲を作ってくださってますし、EDM系とかダブステップとかロックとか、一曲一曲にいろんな味があるんです」

景山渚紗「心に沁みる歌詞があったり、カッコイイだけとかカワイイだけじゃない、いろんな曲があって、全部楽しんでもらえてると思います!」

香山紗英「ノンストップでやるライヴも魅力ですね。曲が進むにつれてお客さんもヒートアップするし、メンバーも体力勝負というかハイになっていって」 

ひろしまMAPLE★S ENDEAVORRR MAPLE(2015)

  先立っては、全国6か所を巡る初のツアーも大成功!……といったところで、まさに満を持しての登場となるのが、ファースト・アルバム『ENDEAVORRR』。再録も含めてこれまでのシングル(デビュー作の“SUNRIZE”を除く)を網羅し、(表題が示すように)これまでの努力の成果を記したアルバムでもあるが、全体を見渡せば、汗と涙と根性だけでは語れないメジャー級のエンターテイメントがここにはある!

ゆか「一曲一曲にすごく思い出があるから、約2年間の出来事を思い出しますね」

紗英「私が加入する前からあった曲もこのアルバムでは歌わせていただいて。卒業した先輩たちの思いも受け止めながら、大切にしていかなきゃなって思います」

渚紗「私も途中からなんですけど、最初のころは声が震えたり、力みすぎちゃったり……でも、最近の曲ではソロのパートもいただけるようになったり、がんばってよかったなあって思います」

川原亜美「私も最初のうちはレコーディングのたびに悔しい思いをしてたんですけど、ホント、曲に成長させてもらったなあって」

小泉明音「うん、この曲はレコーディングのときにすごく怒られたなあとか、昔の曲に比べていまの曲では(自分自身の)表現の幅が広がったかなとか、すごく感慨深いですね」

 そんなアルバムを手にして、秋からは2度目の全国ツアー(その前に、夏はイヴェント三昧!)を開催し、来年1月には赤坂BLITZでのワンマンも決定!と、ますます意気上がるところ!

亜美「個人の目標としては、もうちょいキラキラ感を身に付けたいです(笑)。アイドルが好きで、入る前からMAPLE★Sのイヴェントも観に行ってましたし、いまでも対バンで好きなアイドルさんに会えたら〈はぁ~♡〉ってなるんです。いずれは自分がそういうふうに思ってもらえる対象になりたいですね」

明音「BLITZは未知の世界なんですけど、いまできることを一生懸命やったら結果はついてくると信じて、がんばっていきたいなって思います」