スーパーチャンクのリーダーにしてマージのオーナー、マック・マッコーンのソロと言えばポータスタティックが知られているが、今回は本人名義でのアルバム。スーパーチャンクほどハードじゃなく、しっかりしたバンド・サウンドでじっくり聴かせる。50歳手前になってもなお、持ち味である青臭いメロディーと根底に流れるピュアなインディー精神は変わらない。胸をギュッと締め付けられること必至の一枚だ。