故郷ドイツのチャートで自身最高位を記録した前作から2年。デビュー30周年を飾る本作は、近年の勢いそのままに、ファンの望むメロディック・スピード・メタルをこれでもか!と詰め込んだ一枚に。ヴェテランらしからぬフレッシュなこの疾走感はどうだ! 80s後半のカボチャ作品を上回るハッピー・ヴァイブ満点のメロディーが、怒涛のように押し寄せ……つまり〈守護神伝〉の続きを見せてくれるような仕上がりと言えよう。