今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7・8!
応援したい要素しかない最強グループのセカンド・シングル。〈誰かのもとへ行くぞ〉など児玉雨子がつんく的な語彙を完全に咀嚼しつつあるラブコメ系“わかっているのにごめんね”、マージー・ビートに乗せて奥ゆかしい世界を三浦徳子先生が描いた“ためらいサマータイム”、どっちも最高。
WHY@DOLLらを輩出した北海道ローカルの老舗=Cradleが、今年1月に組織した新たな6人組。最初から全国区での活動を視野に入れているようで、まっすぐにアゲるだけでは終わらない展開を挿入した表題曲など、どの楽曲も力の入った出来で楽しい! キラキラした道産子のイメージも好印象。
キャリアのあるメンバーも含む現7人組で、軽快にして激しいロック・テイストのナンバーを持ち味とするユニットが、Stand-Up!入りして放った待望のメジャー・デビュー・シングルです。恋と友情の板挟みを歌う表題曲もいいですが、広がりのあるギターも軽快な“ムテキモード”が熱いですね。
この3月より、みゆ&あみの第3期編成で活動している岡山は倉敷のユニット。現コンビで初となるこのシングルは、ときめきエキスプレスのAIRI×シンゴ、Cutie Paiのまゆちゃんが各曲を書き、全曲のアレンジをCANDLESのtessyが担当したエレキュートな仕上がりです。素朴な歌声がかわいい!
昨年のアルバム『第一次うさぎ大戦』以来となるリリースは、両A面となる通算4枚目のシングル。所謂〈JAPANESE DEATH POP〉路線の“うさぎのきもち”は毎度のハードコアな濁点ヴォイスに燃えるし、もう1曲はユルくレゲエを取り込んだ内容……っていうか表題だけで泣いてしまうわ。
名古屋の大須を拠点に長く活動しているOS☆Uから、ダンスと歌唱に特化した選抜メンバーによるユニットがメジャー・デビュー! 名称は路上ライヴを行っている大須商店街の〈まねきねこ広場〉に由来するもので、パンキッシュな“純情カリビアン”がなかなかの威勢の良さであります。
8月にはニュー・アルバムも控える星野みちるですが、この先行シングル表題曲は何と小西康陽がプロデュースした気怠いヒップホップ歌謡(小西らしいリリックに注目!)。しかもカップリングに控える60sガールズ調のレトロ・ポップ“坂道の途中”は高浪慶太郎が作曲ですって!?
現名称で3月に起動した大阪の〈アクロバティック・アイドル〉が即アルバム・デビュー。Mary Angelで知られたFine Promotionの制作だけに曲の質は高く、松田純一によるX風の“KAKU-YOU”のように相当ハードな演奏でも負けない、メチャ歌えるメンバーが何人もいる!? これは好きです。