ポール・マッカートニーブライアン・ウィルソンなど、偉大なメロディーメイカーの系譜へ繋がる美メロの連発に心がときめく。1年半ぶりの2作目は、やや線の細かったバンド・サウンドをキーボードとコーラスの多用で強化するプロデュースが大正解。ELO的な弦楽ロック“飛行少年”やファンク調の“Sci-Fi Sister”、オアシスばりのロック・チューン“蘇生”他、曲ごとの個性も全体のまとまりも前作以上だ。もっと注目されるべき。