コートニー・バーネットのツアー・サポートが評判を呼び、いま駆け足でブレイクへの階段を上がっているカンザス娘の処女作。実家の周りは牧場だらけという生活環境も覗かせる(!?)のんびりした歌メロと、ニコラス・ヴァーネス印のドローン――それらが有機的に合わさった田園ドリーム・ポップは、ビーチ・ハウスファイアリー・ファーナセスを連想させるものです。インディー系メディアで年間ベストに選ばれそうな予感。