世界を射程に収めた王道の新星!
変革を控えてさまざまな動きの続くiDOL Streetですが、そのなかでも次代を担う存在として期待されてきたのが、このわーすた(The World Standard)です。レーベルの第4弾アクトとして昨年3月に結成された彼女たちは、〈世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信するデジタル・ネイティヴ世代のアイドル〉をコンセプトに、全国各地のストリート生が集まった5人組。活動当初からリリースに主眼を置くのではなく、既存のルートとは一線を画す独自の動きを見せてきましたが、今年に入って2月に初のワンマンを開催し、ここにきてフル・アルバム『The World Standard』でメジャー・デビューを果たすこととなりました。
いきなりのアルバム・デビューというのは先輩のSUPER☆GiRLSと同じですが、こちらは世界110か国で同発というから、グループ名/表題通りの存在をハッタリではなくめざしているということでしょう。会場限定ミュージックカードで出ていた“いぬねこ。青春真っ盛り”などの5曲をはじめ、MVが先行公開された“うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ”など、かねてから評判の高かった楽曲がアルバムには満載されています。プロデュースを務める鈴木まなかを中心にした各曲の賑やかな完成度の高さは、さまざまな先人のポップネスも巧く取り込みつつ、独自のキュートなノリを纏ったもの。ここからの躍進に期待ですね!
今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6!
鈴木香音のラスト参加となるシングルはトリプルA面。“泡沫サタデーナイト!”は津野米咲(赤い公園)のペンによるあっけらかんとしたグルーヴィーなディスコです。他2曲はつんく♂らしい逸曲で、'14期の聖性を帯びた“The Vision”は至高、仰々しい“Tokyoという片隅”は重厚。
上國料萌衣が加入して最初のシングルは、5月に卒業を控えた田村芽実を含む九位一体の最後の結晶。そんな状況に宛てた児玉雨子の詞も力強い“次々続々”は平田祥一郎が作編曲したクールな佳曲です。つんくが久々に関わった“恋ならとっくに始まってる”は果汁の迸る感じ。
スクールカースト上位臭(?)をフル解放した“舞いジェネ!”に続く勝負作。引き続きディスコ路線の“おしえてシュレディンガー”は志磨遼平(ドレスコーズ)の詞曲にCHOKKAKUのフィリーな意匠が冴え、既聴感バリバリながらもこれは抵抗不能です。もう1曲はKEYTALKの首藤義勝が提供!
himeを加えた新体制に移行して、ついにメジャー・デビュー・シングルが登場しました! 斬新なMVがバズったアッパーな表題曲は昨年の“ワンダーグラウンド”に続くSUIのプロデュースで楽しさを炸裂させます。ALI-KICKによるカップリングの“リリスクのうた”もホロリとくる出来。
2012年に始動した大阪の現5人組が満を持してメジャー・デビュー! 初顔合わせのSCRAMBLESに制作を仰ぎ、ぴらぴろ系の元気な表題曲も安定ですが、田仲圭太による“にじースターダスト”はダジャレのような曲名と裏腹な儚いメロディックEDMで最高すぎ。これは月間ベスト級でしょう!
5周年記念ツアーのファイナルで★を☆に改めて心機一転したらぶどるのアルバムは、前作同様のベスト的なラインナップ! ドラマティックな新曲“BRAVER”を筆頭に、レーベルを跨いでシングル5枚を網羅し、さらに現編成で再録した初期の人気曲“蒼い空を望むなら”なども加えた入門編です。






