2011年にニューヨークでプレミアされ、全米主要都市での公演でも話題となっていた作品がついに音源化。現代ジャズのオルタナティヴなピアノトリオの筆頭株ザ・バッド・プラスによるストラヴィンスキーの『春の祭典』。複雑なリズムのポリフォニーと不協和音で知られる近代音楽の傑作である1913年作のバレエ音楽は、オーケストラのレパートリーとしても定着しているが、史上ピアノ連弾版も存在し、バッド・プラス版はそちらをベースに彼らならではのアレンジをほどこしている。誕生100周年を迎え、多くの音楽家達にインスピレーションを与えつづけているこの楽曲のワイルドな魅力を再発見。