20代最初のアルバムは、多保孝一と組んで新たな一面を見せる挑戦的な作品。開放的な“Brand New Tomorrow”やポップ・エトセトラが編曲した80sテイストのシンセ・ポップ“シティボーイなアイツ”、柔らかなドラムンベースからラウドに急転する“恍惚”などこれまでにない曲調を嬉々として歌う声が輝いている。自身で作詞/曲を手掛けたスロウ“we”でのグッと大人びた表情も初めてのもの。大きな転機となる一作だ。