ルイ・ヴェガとコラボしたり、ファンカデリックのアルバムで2曲を共同制作したり、大御所からの寵愛も甚だしいボストンのコンビ。この4年ぶりの2作目でも変わらず粘っこいディープ・ハウスを展開し、仲良しのウルフ+ラム(本作にも参加)同様の黒い伝統を追求している。ファンカのビリー・ネルソンノナ・ヘンドリックスの参加は目玉だろうが、クローメオ的なエレクトロ“Synthesizer Girlfriend”なども〈らしさ〉全開!