C-Boマーヴァレスらを輩出したサクラメントエイウォルといえば、90年代のG愛好家間ではレーベル買いに値する指折りのブランドだった。そのOGが集結したコンピながら、C-Boはもちろん、ルナシックラルーも現役バリバリとあって同窓会ノリは薄く、昔ながらの変態を濡らす類の荒んだドロドロ感以上に、今様の威勢の良さをブチ込んだラフネスが頼もしい。またも盛り上がるベイエリアの層の厚さに圧倒される佳品である。