イタロGのシーンを牽引するブルー・エラ・ファミリーの若頭、エル・ドンの昨年リリースされていた初作が日本盤化。全曲のプロデュースはもちろん親分のドック・フリーで、“The Next Episode”も歌い込みつつ往年のウェッサイ作法を表現した“G-Funk Is Bacc”など本場への憧れはここでも重く激しく潔く。DJクイック調のスムース・ファンクや、BTBのカヴァーと聴き比べたい“Outstanding”など気ままな振り幅がいい。