左から、中沖 凜(2001年3月14日生/16歳/富山出身)、橋村理子(2000年1月31日生/17歳/東京出身)、吉川茉優(98年5月28日生/19歳/秋田出身)、鍛治島 彩(99年7月21日生/18歳/千葉出身)、高萩千夏(97年7月4日生/20歳/福島出身)

 

新年の幕開けを飾るシングル! 妹分では終わらないぞ!

 16年11月、アップアップガールズ(仮)の武道館公演でアナウンスされた〈2期メンバー・オーディション〉――アプガ(仮)にメンバー追加があるのか、はたまた別のグループが生まれるのか? さまざまな可能性を示唆しながら始まったオーディションでしたが、その合格者4名と追加メンバー1名によって結成された5人組がアップアップガールズ(2)です。

 メンバーは、「ライヴはみんなで楽しもう!っていう意識で。元気だけが取り柄、それだけで生きてます(笑)」という元気担当で末っ娘の中沖凜、「可愛いコスメを集めたり、このなかでいちばん女の子らしい(メンバーも頷く)」という女子力担当の橋村理子、「身長170cm、ひとり飛び抜けてるので、対バン・イヴェントでもすぐ覚えてもらえます」というインパクト担当の吉川茉優、「他のメンバーに勝てるものとしてやっと見つけたのが、鼻でリコーダーを吹くこと(笑)」という鼻リコーダー担当でハスキー・ヴォイスが特徴の鍛冶島彩、「もともとメンバーのなかでお母さん的な役割だった」ということで11月からリーダーも務めている最年長20歳の高萩千夏。

鍛冶島彩「アプガ(仮)に入れるもんなら入りたい!って思ってオーディションを受けたんですけど、アプガ姉さんのライヴを観たり、自分もアイドルとしての経験を積み上げていくなかで、どれだけ大変なのかっていうのが痛いほどわかって。最初は本当に怖いもの知らずでした(笑)」

吉川茉優「私は、オーディションの応募書類に〈アプガ(仮)の公式ライバルになりたいです〉って書いて送ったんです(笑)」

 活動開始から10か月あまり。〈アップアップガールズ〉の看板を背負うことのキャッチーさがある反面、それゆえのプレッシャーもハンパなかったはず。とはいえ、〈アスリート・アイドル〉と称されるアプガ(仮)絡みのオーディションに挑んできた果敢なメンバーであるからして……。

高萩千夏「雰囲気は全然違うんですけど、ライヴの熱さだったり、ライヴに対する熱の込め方がアプガ姉さんっぽいねって、そう言ってもらえるのがすごく嬉しくて、またがんばろうっていつも思ってます」

橋村理子「まだまだオリジナル曲が少ないので、ライヴではアプガ姉さんの曲も歌わせていただいてて、最初のうちは〈スミマセン!〉って気持ちもあったりしたんですけど、8月に出したファースト・シングル『Sun!×3/二の足Dancing』もたくさんの人に聴いていただけたし、対バン・イヴェントでも〈アプガ(2)を観に来たよ〉っていう方も増えてきて、すごく嬉しいです」

中沖 凜「私は1か月ぐらい後から入ったので、まず4人の中に入っていけるのかっていう不安もあったんですけど、いまは(仮)姉さんにも負けたくないって思ってます」

アップアップガールズ(2) どしゃぶりのテラス席/フユトテトテ T-Palette(2018)

 こうして期待値をグンと高めてきた彼女たち。2018年の元日にリリースされるセカンド・シングル『どしゃぶりのテラス席/フユトテトテ』はいずれも姉さんたちになかったタイプの女の子らしい楽曲で、この5人ならではのチャームが発揮されています。

理子「衣装も乙女チックでフェミニンな感じなので、アプガ(2)はこっちだよっていう個性を示せたのかなって思います」

茉優「“どしゃぶりのテラス席”は失恋ソングなんですけど、自分たちでもCDを聴いててうるっときちゃうような、切ない曲。たくさんの人にこの気持ちを共感してほしいです」

千夏「ステージ映えする振付だし、ライヴでもぜひ楽しんでいただければと思うんですけど、CDでもじっくり聴いてほしいなっていうぐらい素敵な曲なんです」

「切ない曲なので表情もすごく考えていて、そこも観ていただきたい。あと、今回も鼻リコーダーを披露してます(笑)」

千夏「“フユトテトテ”は念願だったウィンター・ソングになっていて……私、冬に入ったら冬を楽しむような曲をよく聴くんです。この曲も冬になったら思い出してもらえるような、聴いてくださった皆さんの〈冬の定番〉になってほしいですね」

「ダンスもすごく好きで、みんなに負けないぐらい可愛く楽しく踊ってます!」

 完全な〈姉さん離れ〉も時間の問題!?っていうぐらいスクスクと成長中のアプガ(2)。2018年はどれだけ頼もしい姿を見せてくれるのか、もはや楽しみしかありません!

茉優「私たちは恵まれすぎていて、周りの方々に助けられてシングルを出させてもらったり、大きなイヴェントにも出させてもらったと思っているので、2018年はもっと実力をつけて、自分たちの足でファンの皆さんと一緒に階段を昇っていきたいなって思います」

千夏「〈3年で武道館〉が目標なので、その前哨戦として、2018年のうちにマイナビBLITZ赤坂で単独ライヴがしたいです」

理子「アプガ姉さんを追い越していきたいです!」