80年代の黄金期を支えたプロデューサーのトム・アロムと30年ぶりにタッグを組み、往時のプリースト節を引き出すことに成功した通算18枚目のアルバム。リフ押しのコンパクトな楽曲が並ぶという意味で、名盤『British Steel』のような仕上がりだ。前作から加入したギタリストのリッチー・フォークナーもすっかりバンドに馴染んでいて、“Lightings Strike”など粒揃いのナンバーがひしめき合っている。