うひょ~夏だよ!ってなことで、今日は僕の脳味噌に強烈な印象を残す夏っぽいビデオを幾つか。正直、最近はTVゲームばっかりやってるのでここに書くことが…。とりあえず水着のお姉ちゃんが出てきがちな80年代ヘアメタルは外す方向で頑張っみます。
なんというか、馬鹿丸出しな感じがとても楽しそうで羨ましいです。この手のサウンドと太陽燦々なビーチの取り合わせは相当奇妙で、しかし楽器を塩水に浸しちゃ駄目でしょ。カナダのBARN BURNERというバンドですが、アルバム2枚を遺して残念ながら去年解散しちゃいました。
続いてもう1本ビーチものを。なんだか少しどんよりした感じの絵ですが、まぁ北欧(スウェーデン)のバンドだしねぇ。
概ね意味不明ですねw CLAWFINGERは僕の大好きなバンドでしたが、こちらも12年に解散してしまっているのです。このバンドはULTRAVOXを凶暴な歪みギターで演奏したりして、なかなか面白い感覚を持っていたんですよね。ついでなので夏とは関係ないけれど音源を貼っておきましょう。
…MIDGE URE期のULTRAVOXなので、拍子抜けした方がいらっしゃったらごめんなさい。
次は絵面としてはよく分からないのだけれども歌詞が強烈に夏を想起させる1曲。不快な虫の映像が一瞬出てきますので苦手な方はご注意を。
これはSOUNDGARDENがものした超名曲だと思います。“BLACK HOLE SUN”は直訳すると〈黒い穴の太陽〉ですが、これはねぇ、実はヒマワリの花を比喩した表現ですわね。因みにアルバム『SUPERUNKNOWN』(1994)でこの曲の後に収録されていた“SPOONMAN”って曲はユリ・ゲラーの歌です。なんというか、流石でございます。
CHRIS CORNELLとかPERRY FARRELLとか、80年代のメタルに引導を渡した人達ってのはなかなかに優れた詩人が多くて、悔しいけれど素晴らしい。JANE'S ADDICTIONにも“SUMMERTIME ROLLS”という夏がテーマのサイケな名曲がありますが、シングル・カットされていないのでPVも作られていないのです。
そして、夏と言えばホラー。KING DIAMOND辺りの映像が真っ先に思い浮かびますが、去年の〈LOUD PARK〉をキャンセルされて、それを未だ怨みに思っている心の狭い僕は意地でも他のヤツ選ぶんだもんね。
いかにもB級な感じが堪りません。フィンランドの2人組、BLACK MAGIC SIXはブルータル・ブルースという独自のジャンル(?)の開拓者で、まぁ確かに変わったサウンドではありますね。立って叩くドラムスとズビズビなファズをかましてベースの音域をカバーするギターってのは見た目も音もなかなか新鮮です。
生演奏もこんな感じで、実に応援したくなる佇まいじゃないですか。アルバムは4枚出ています。とてもいいバンドですよ。
さて。文字数は少ないもののそれなりに映像は貼れましたし、そろそろオチってことでいいでしょうか? メタル史上最も熱いPVは、CG合成ナシの非常にデンジャラスな映像です。暑い夏を更に熱く過ごすには必須の一曲と言えましょう。
新譜も出たばかりだし、ちょっとタイムリーだということでお許しください。やおらサウナの扉を開けて〈ホットロッキン!〉とシャウトするROB HALFORDが最高にイカス。そしてギターヘッドやシンバルはともかく、足許に火をつけられ、あまつさえ燃えるマイクを持って歌ういROBのど根性…やっぱりメタルはこうでないといけませんね。そしてただ一人、どこにも火をつけられないまま黙々とベースを弾き続けるIAN HILLは、何か拒否権みたいなものを発動したのでしょうかね? 危ないからヤダよ!とか言ったのかも知れません…ごもっともな話ですw
次回はもう少しまともなエントリーができるようにしたいと思います。