いつもと毛色の違うジャケも目を引く1年ぶりの新作は、愛情から愛着までいろんな意味のLOVEを詰め込んだもの。ZOT on the WAVEがほぼ全曲を手掛けた毎度の心地良いノリに乗って、姪と甥に捧げる“Uncle Hastle”や野球に打ち込んだ日々を振り返る“最後の夏”など、いつもとは違う切り口もいい塩梅だ。一方で、〈このスタイルいつまで続く〉と終わらない日常を歌う“セットアップ”は毎度の良さ。SHOやt-Aceの客演も効果的。