映画音楽の作曲家としても活躍するシンガー・ソングライター、世武裕子がニュー・アルバム『Raw Scaramanga』を10月24日(水)にリリースする。
「リバーズ・エッジ」、「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」、「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」内の「カナリア」、「ママレード・ボーイ」、「羊と鋼の森」、劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」、そして10月13日(土)公開の「日日是好日」、11月9日(金)公開の「生きてるだけで、愛。」と、2018年公開作品だけでも8作もの映画音楽を担当し、八面六臂の活躍を見せている世武裕子。
今年でデビュー10年目を数え、リスナーからも同じミュージシャンからも映画ファンからも多くの注目を集める世武だが、近年は〈sébuhiroko〉名義で『WONDERLAND』(2015年)、『L/GB』(2016年)という2作のソロ・アルバムを発表。新作『Raw Scaramanga』のリリースを機に、シンガー・ソングライターとしての活動も〈世武裕子〉名義に統一する。
なお、新たなアーティスト写真は、田中裕介(CAVIAR)がディレクションし、半沢健が撮影。〈或る表現者の記録音源〉と世武が語る新作『Raw Scaramanga』をイメージして撮影された。収録楽曲などの詳細は近日発表となる。新作についての世武本人のコメントは以下の通り。
コメント
Raw Scaramanga という、或る表現者の記録音源を作りました。
世武裕子の活動は10周年を迎えましたが、私に相応しいのはベストアルバムの発売でもなければ、
周年のお祝いイベントでもない。
常に、自分自身を塗り替えてゆくこと。想像を超えるものが吐き出されること。
それを、挑戦的な眼差しで、愛おしさを持って自分に課すこと。
それこそが私の生き方であり、探求を続けていくことそのものが、
リスナーの皆さんへの感謝にもなっていて欲しい。
音楽というのは、愛、生、性、思考、孤独、死、要するに私という人間の全てである、
という確認作業を、きっと10年かけてやってきたんだと思います。
なんだったら、31年かけてやってきたのかな、とも思います。
歳を重ねる度に、音楽と自分の中の発見や喜びに、胸がいっぱいになります。
これからは、もっとライヴをたくさんやろうと思っています。
どうぞ、これからも宜しくお願い致します。