これまでスタジオ・アルバムの後には必ずライヴ作品を発表し、ライヴの重要性を提示してきたジャスティス。ブートレグ風の作りだった前2作に対し、今回は『Woman』収録曲や過去曲をスタジオ・ライヴで再録した、言わば新ヴァージョン集だ。スタジオ・ワークで作り込んだ部分を保ちつつも、“D.A.N.C.E.”や“Randy”といったポップソングで顕著なように、強度や野性味を増した楽曲に興奮させられる。