こちらでは注目の新レーベル〈MUSIC@NOTE〉を紹介!

 いろいろあるアイドルの世界ですが、シーンを活性化するポジティヴな動きにこそ目を向けたいものですね!ってことで、ポップ・カルチャー・イヴェント〈@JAM〉とタワーレコードによるコラボレーション・レーベル=MUSIC@NOTE(ミュージックノート)が設立され、8月開催の〈@JAM EXPO 2018〉から第1弾アーティストとして個性豊かな4組が動きはじめました。ここではその顔ぶれを簡単に紹介しておきましょう!

 


 

uijin
レーベルの初陣を飾るのは、問答無用なneo tokyoの4人!

 もう界隈ではお馴染みの名前でありますでしょうが……ありぃ、りん、ひとちび、やよいの4人から成るuijinは〈neo tokyo〉をコンセプトに結成された気鋭のグループ。2016年12月の始動以来、コンセプチュアルで威勢のいい楽曲性の高さと、現場を熱く燃やすパワフルなライヴ・パフォーマンス、個性豊かなメンバーのキャラクターによってグングン躍進し、ラウド・ロックを基盤にカラフルな激音とメンバー作詞によるメッセージを詰め込んだ昨年7月リリースのファースト・アルバム『stay hungry, stay foooolish』もすでに高い評価を得ている注目株であります。

 昨年10月にはタワレコ新宿店/NU茶屋町店それぞれの限定シングルや、Does It Escape Againとのスプリット盤を発表、今年に入ってからは4月にミニ・アルバム『everything is practice』を発表と、リリースのスパンも相当にコンスタント。MUSIC@NOTE加入の発表に前後した9月初頭には、タワレコ限定でカセット・シングル『so main/all need』も投下したばかりでありました。

uijin door/セツナイウタ MUSIC@NOTE(2018)

 そんなリリース形態のユニークさもuijinらしさ……と思ったら、MUSIC@NOTEからの第1弾シングルとなる『door/セツナイウタ』は何と短冊ジャケットの8cm CDで登場! もちろん、届け方こそトリッキーに思えても、中身は安定のクォリティーを誇るuijin節が楽しめるのは言うまでもありません。やよい作詞の“door”はすでにライヴで人気のポジティヴなロック・チューンで、感動的なアレンジも相まって涙腺崩壊必至の仕上がり。もう1曲の“セツナイウタ”は録り下ろしの新曲で、ありぃ作詞によるこちらも切ない感情がスケールの大きいサウンドに乗せてゆったり広がるナンバー。これはいいものだ!

uijinの作品。