昨年末のデビューEP『Red Focus』でいきなり高い完成度の音世界を誇示し、話題をさらったシンガー・ソングライターの初アルバム。モダンなテクスチャーとグルーヴを備えたサウンドもさることながら、軸を成すソングライティングの美麗っぷりが突出しており、中盤のメロウでスロウな楽曲群でその非凡なセンスが顕著に表れている。配信シングル“RIDE”や“NEED”のハウシーな浮遊感がたまらなく気持ち良い。

 


サンダーキャットのカヴァーや、tofubeatsによるリミックスも大いに話題を呼んだ、マルチ・プレイヤー河原太朗によるソロ・プロジェクトが待望のファーストをリリース。ブラック・ミュージックやジャズともリンクする都会的なポップソングばかり10曲を収録。