はじめまして! Mikiki編集部のリーサル・ウェポンこと、福アニーと申します。これまで某TV局のAD、某映画配給会社のスタッフ、某新聞社グループの記者、フリーランスライター、某新聞社の編集ライターと、練りに練り歩いてまいりました(お前なにがやりたいねんって感じですが)。ちょうど1年ほど前に個人メディアとイベントもはじめたんですが、ありがたいことにご縁があり、この度Mikiki編集部員としても世の中をにぎやかしていくこととなりました。

このブログでは、愛すべきディーヴァとパンクスを軸に、「これキテル!」なものを紹介していければと思っています。ちなみにブログ名は、週刊少年ジャンプで絶賛連載中の『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』に出てくる平賀源内の名台詞、「キテルキテルエレキテル!!!!」にちなんでいます。

さてさて前置きが長くなりましたが、そもそもブログというものをやったことがなく、かつ音楽より映画やグルメや街歩きについて書くほうがすらすらいくんですよね……(だめじゃん)。しかしそれだと元も子もないので、永遠のマイ・ディーヴァ、マライア・キャリーについて書こうと思います。挑戦的なタイトルにしたのもそのためです。ぶっちゃけ大手に入れば、「いつかマライアに会えるんじゃね!?」といういやらしい考えもあったりなかったり……。

マライアとの出会いは、ソニーのCMでした。「誰この超絶美女!?」と激しくときめき、父にたずねると、マライア・キャリーという歌手だと。流れるは“Anytime You Need A Friend”。もともと両親が音楽好きで、ロックからポップス、ジャズ、ブルース、クラシック、歌謡曲まで流れる家だったんですが、彼女の歌声とルックスに、完全にノックアウトされてしまいました。

すぐさまCD屋に直行。そのときはじめて自主的に買った洋楽シングルが、マライアの“All I Want for Christmas Is You”と、ホイットニー・ヒューストンの“I Will Always Love You”でした。方や、のちにクリスマスソングの定番となるダンサブルなポップス。方や、のちにあまたの人間に歌い継がれる伝説のバラード。その後買ったマライアのアルバム『Daydream』の1曲目、トム・トム・クラブの“Genius of Love”をサンプリングした“Fantasy”にも衝撃受けまくりでした。ここから自分のディーヴァ道ははじまったといっても過言ではありません。

当時はただ、「超歌うまい! 超きれい! 超元気出る!」と、気持ちがキラキラ・ワクワクするのでマライアを聴いていただけでした。でも、まわりのプロデューサー陣や客演、元ネタをたどってみると、彼女がR&B/ソウル/ファンク/ヒップホップの歴史をまとった、情感豊かなポップシンガーということがわかります。ひとりで絶唱するバラードももちろんいいんですが、客演を立たせる絶妙な歌いまわしもすばらしいんですよね~。ブライアン・マックナイトボーイズIIメンジョー98ディグリーズジャーメイン・デュプリP.ディディスヌープ・ドッグニーヨバスタ・ライムスダ・ブラットジェイ・Zミゲルなどなど……。とにかく、ヴァイブス半端ないです。

ちなみに、彼女の軌跡をたどった書籍『マライア・キャリー―Her Story』もおすすめです。人種差別に耐え抜いた幼少期、ウェイトレスをしながら歌手を夢見た少女時代、一気にブレイクしたシンデレラストーリーの光と影……。マライア自身やまわりのひとたちの言葉をちりばめ、よくある言説から一段掘り下げた内容になっています。あと、1998年に東京ドームで行われた、『Butterfly』ツアーのパンフレットは宝物。とくにモノトーンのビジュアルがクールすぎるので、一見の価値ありです! いつか、銀幕の世界を彩った女優たちについて書いた森瑤子の『美女たちの神話』のディーヴァ版を、自分もつくりたいものです。

なんだかまとまりのない長文駄文になってしまいました……。マライアごめん。ということで、今日の最後の一曲は“Make It Happen”を。〈You're gonna make it happen(きっとできる)〉、いつも背中を押してくれる曲です。