インタビュー

Curly Giraffeのサウンドに時代がようやく追いついた?

高橋幸宏、ハナレグミら参加の新作『a taste of dream』を語る

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GREAT3やHONESTYなど、多数のバンドやプロデュースで活躍してきた音楽家・高桑圭。彼のソロ・プロジェクトであるCurly Giraffeが、実に5年ぶりとなる新作『a taste of dream』を発表した。felicityへの移籍第1弾となる本作には、高橋幸宏、藤原さくら、ハナレグミという3人のヴォーカリストが参加。一方、すべての楽器を自身で演奏するなど、開放感と親密さが同居するフレッシュなサウンドとなっており、さらに初挑戦の日本語詞曲も話題だ。そんなCurly Giraffeに〈未来ノ和モノ〉という観点から話を訊いた。

――未来や世界のリスナー/ユーザーに向けた新作『a taste of dream』の聴きどころは?

「僕は、Curly Giraffeとして今回のアルバムで初めて日本語で歌っています。声や言葉の響きも音の一つと捉えると楽器を含め、それらは個性だと思います。配信の時代、音楽はいつ、どこの国の物というより、個人(グループ)から届く先までだと思うので、どこかの誰かがたまたま聴いたら良い感じだったから何度も聴いてるよってなったら嬉しいです」

――今後の日本の音楽シーンや世界のシーンの展望について教えてください。

「その土地その土地で語り継がれた歌や物を叩いて音を出していたであろう時代から、レコードに吹き込まれて聴く時代となり、今は自分が持つ携帯電話から音楽が聴ける時代。配信が当たり前になることで、発表された時期や場所、言語は関係なく、耳に触れた人の感覚で聴いていくようになるのでしょうか」

――日本人の感性や音楽で優れていると思われる部分は?

「娘がロサンゼルスのハイスクールに通っているので、まとまった休みが取れたら会いに行くのですが、全体的に日本人は器用でキャッチーだと話しています。島国ならではの独特な文化の作られ方があるのでしょう。ネットの時代になった今でも、音にはその感覚の背景が反映されていると思います」

――そういったなかで、高桑さんはCurly Giraffeとしてどう存在していきたいですか?

「何故かジャケット写真になると白い服を着がちな僕ですが(笑)、これは何色にも染まらずに無色透明で常にいたいという僕なりのメッセージが込められています。そして最終的には僕の音楽を聴いてくれた貴方の色に染めてほしい」

 

Curly Giraffe's Choice

 


Live Information
Curly Giraffe Tour “a taste of dream”

6月12日(水)大阪・心斎橋 JANUS
開場/開演:18:00/19:00
前売り:5,800円(ドリンク代別)
お問い合わせ(YUMEBANCHI):
06-6341-3525(平日 11:00〜19:00)
http://www.yumebanchi.jp/

6月13日(木)東京・渋谷 WWW X
開場/開演:18:00/19:00
前売り:5,800円(ドリンク代別)
お問い合わせ(HOT STUFF PROMOTION):
03-5720-9999
https://www.red-hot.ne.jp/

バンド・メンバー:Curly Giraffe(ヴォーカル/ベース)/名越由貴夫(ギター)/堀江博久(キーボード)/恒岡章(ドラムス)