タワーレコードの企画〈未来ノ和モノ -JAPANESE FUTURE GROOVE-〉に家主がフィーチャーされる。

世代や国境を超えて愛される日本国内の注目アーティストを紹介するタワーレコードの独自企画〈未来ノ和モノ -JAPANESE FUTURE GROOVE-〉。同キャンペーンの第24弾に家主が決定した。

ソロアーティストとして、そしてギタリストとしても活躍を見せる田中ヤコブ(ボーカル/ギター)を筆頭に、3人のボーカリスト/ソングライターによる豊かなメロディーと琴線に触れる歌心、キャッチーでありながらも滋味深い楽曲の数々が多くのアーティストや音楽ファンから賛辞を集める4人組ロックバンド、家主。2020年にリリースされ称賛された彼らのファーストアルバム『生活の礎』を〈タワレコメン〉に選出するなど、タワーレコードがプッシュしつづけているアーティストだ。

そんな家主が、2021年12月8日(水)に約2年ぶりになる新作にして、待望のセカンドアルバム『DOOM』をリリースする

『DOOM』のリリースにあわせて家主をフィーチャーした今回のキャンペーンでは、2021年9月にオープンしたタワーレコードのアナログ専門店〈TOWER VINYL SHIBUYA〉店内で撮り下ろした〈未来ノ和モノ〉とのコラボレーションポスターを制作。ポスターは、2021年12月7日(火)からタワーレコードとTOWERminiの全店で掲出される。さらに、『DOOM』の購入者のなかから抽選で5名にメンバーの直筆サイン入りのポスターがプレゼントされる。また、家主を特集したフリーペーパーの配布や、タワーレコードのオリジナル特典としてポスターの絵柄を配した応募抽選付ポストカードの先着プレゼントなども実施。タワーレコードは、〈未来ノ和モノ -JAPANESE FUTURE GROOVE-〉を通じて家主を全店で大プッシュしていく。

〈未来ノ和モノ -JAPANESE FUTURE GROOVE-〉のオフィシャルサイトはこちら

なお、Mikikiは、『DOOM』についての家主へのインタビューを12月7日に掲載する予定だ。そちらもぜひ楽しみにしていてほしい。

また、『DOOM』のリリースに向けて、家主のメンバーが敬愛する大槻ケンヂ、岸田繁(くるり)、直枝政広(カーネーション)、福岡晃子(チャットモンチー(済))、山内総一郎(フジファブリック)から推薦コメントが到着した。コメントは以下のとおり。

・フェスでチラリ見かけて「、、お?」と立ち止るやつ、あるいはサンプル盤が回ってきて何気なくかけて「、、おおっ?」と、ちゃんと聴く体勢になるやつ。
ラウドなサウンドに延びる歌声。おおおっ?これは、すごく素敵です。
- 大槻ケンヂ(ロックミュージシャン)

・不思議なご縁(過去ログ参照)がある田中ヤコブ氏の音楽演奏形態「家主」の新作。
『近づく』イントロ。カウントが鳴り出したその瞬間に感じる勝利の福音は、その後のギターアンサンブルにおいて巧みに練られた倍音構成の素晴らしさに帰結する。
エレクトリック・ギターという素晴らしい楽器が持つ可能性には、まだまだ発展の余地がある。突き詰められるがままに小さく安く纏まり蛸壺化する様々な社会的価値観やテクノロジー。そして、この混濁した時代において当たり前に蔓延する絶望感のなかで、研ぎ澄まされたポップ音楽を作り上げるために必要なこと…それは匠の技や、かりそめの知識なんかではない。地面に這いつくばり砂を舐め、心から滲み出る血の味を知っているかどうかだ。この音楽からはそんな息吹を感じる。
エレクトリック・ギターと倍音構成が生み出す麻薬的な高揚感は、これからのポップミュージックのひとつのスタンダードなイコンになり得る。そんな夢さえ萌芽し得るこの音楽は、斯くいう表面的な未来音楽ではないが、決して拡大再生産やレトロスペクティブではない。かつての偉人たちが知りつつも、私たちの気づきを待っていた、そんな未来への一歩だと私は思っている。
多くの人に待たれているポップ音楽は様々なカタチがあれど、誰が彼らを待っていたのだろうか。少なくとも私は、いち音楽家としてこれをやりたいと思っていた。背中を押されたな。
- 岸田繁(くるり)

・田中ヤコブがカーネーションのライヴにゲスト出演してくれた昨年末に、家主はすでにスタジオに入っていたはず。長い時間をかけて磨き上げた極上の曲が土産の折り詰め寿司のようにぎっしり詰まっている。これは想像以上の手応えだ。田中ヤコブの人生感が滲む切実な歌詞をまとったポップス感覚と、谷江俊岳の涼しげなロマンチシズムが映えるニュー・ウェイブ趣味のソングライティングの対比は今作でも存分に楽しめる。月を斬るような、豪快に唸る轟音ギターに目がくらみっぱなしで迎える中盤、静かに足元を睨みつける「路地」に渦巻くあてのないロンサムな詩情に心震えた。この言いようのない沈み込む感覚は時代の歌の証。心の中で何度も言う。家主恐るべしだ。
- 直枝政広(カーネーション)

・このアルバムを聴きながら徳島の山道をドライブしていると、まだ踏みこんだことのない森へ行ってみたいような、冒険したいような気持ちになる。新しいところへ向かうエネルギーに満ちていて、大好きなアルバムです。
- 福岡晃子(作詞作曲・演奏家/OLUYO社長)

・Maestro FZ-1Aを開けた時のめっちゃいい香りのような、家主の独特でどこか懐かしいような空気が音に、音と音の隙間にしっかり込められていて、1曲目からエレキを弾くならこんな風にプレイしたいな、FUZZを踏むならこんな音にしたいな、と思わずギター手に取って、真似っこして、気づけば2周目突入。
こんなん絶対楽しいやん。みんな曲作れて、歌えて、ピギャーッ!って鳴らして、こんなん絶対楽しいバンドやん。と思わず一緒にバンドやろうぜって言いたくなるほど大好きなバンド、家主のDOOM。
名盤完成おめでとうございます!
- 山内総一郎(フジファブリック)

#五十音順

さらに、2022年2月19日(土)の大阪公演を皮切りに、『DOOM』のリリースツアーの開催が決定した。東京、名古屋、大阪での単独公演、初の青森、岡山公演、そして盟友・台風クラブとのスプリットツアーとなる札幌と京都公演など、10公演が決定しており、追加公演も予定されている。チケットは、東京公演のみ2021年12月18日(土)から、その他の公演は12月11日(土)から販売、予約受付が開始される予定だ。

ファーストアルバムで堂々と世に示した、一聴して心を掴むエナジーあふれる演奏と只事ではないグッドメロディーはそのままに、エッジの効いたサウンドと硬軟自在にロック/ポップスの歴史を縦断していくアレンジをより突き詰めた本作。既にライブで披露されている谷江俊岳によるパンキッシュな楽曲“にちおわ”や、田中ヤコブのソロ曲における屈指の名曲“The Flutter”を家主で再演したバージョンなど、メンバーそれぞれのルーツが滲む、バラエティーに富んだ11曲が収録されている。リリースが待ち遠しい。

 


INFORMATION
〈未来ノ和モノ〉キャンペーン第24弾 家主

①〈未来ノ和モノ〉コラボポスター掲出
掲出店舗:タワーレコード/TOWERmini全店(全国74店舗)
※TOWERminiもりのみやキューズモール店を除く
掲出期間:2021年12月7日(火)~2021年12月26日(日)

②〈未来ノ和モノ〉フリーペーパー 家主 特集の配布
配布店舗:タワーレコード/TOWERmini全店(全国74店舗)
※TOWERminiもりのみやキューズモール店を除く
配布開始日:2021年12月7日(火)
※先着でお渡しし、なくなり次第終了
※誌面には〈未来ノ和モノ〉をテーマにしたショートインタビューやディスクガイドを掲載

③〈Mikiki〉ロングインタビューの掲載
タワーレコードが運営するミュージックレビューサイト〈Mikiki〉(当サイト)に家主のロングインタビューを掲載。
掲載日時:2021年12月7日(火)12:00予定

④抽選でメンバーの直筆サイン入り〈未来ノ和モノ〉コラボポスターをプレゼント
家主『DOOM』をタワーレコードおよびTOWERmini全店、タワーレコード オンラインでご購入いただいた方に、家主のメンバーの直筆サイン入り〈未来ノ和モノ〉コラボポスターが抽選で当たる応募抽選付ポストカードを先着で差し上げます。
応募締め切り:2021年12月31日(金)
※PC/スマートフォンからのご応募が必須です
※ご応募にはタワーレコードメンバーズへの登録およびレシート番号の入力が必要です
※応募抽選付ポストカードは、各店でなくなり次第終了になります

 

〈未来ノ和モノ -JAPANESE FUTURE GROOVE-〉とは
日本国内で活躍し、海外でも注目を集めているアーティストをタワーレコードのバイヤーが厳選してフックアップしていく企画。タワーレコード店頭でのコーナー設置はもちろん、フリーペーパーの発行や撮り下ろしポスターの掲出など、リアル店舗ならではのアプローチを展開中。

■コンセプト

そのサウンドは、機能性を損なわずに時代を超越する。
そのサウンドは、新たな機能性を見出だされ時代を超越する。
20年後、30年後、世界中の音楽ディガーに発見され、興奮し、
語り継がれる日本の音楽。
フロアを揺らす音楽。
決して消費される事のない音楽。
音楽はタイムマシン。
盤は回り、そのサウンドは未来へと繋がって行く。

 

RELEASE INFORMATION

家主 『DOOM』 NEWFOLK(2021)

リリース日:2021月12日8日(水)
品番:NFD-001
価格:2,750円(税込)

配信リンク:https://orcd.co/yanushi_doom

TRACKLIST
1. 近づく
2. NFP
3. にちおわ
4. 夏の道路端
5. 路地
6. たんぽぽ
7. めざめ
8. 飛行塔入口
9. それだけ
10. 老年の幻想
11. The Flutter

 

LIVE INFORMATION
”DOOM”Release Tour 2022

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -大阪公演-〈One Man〉
2022年2月19日(土)大阪・心斎橋 ANIMA
開場/開演:18:30/19:00
前売り/当日:3,300円/3,800円(いずれもドリンク代別)
前売チケット(2021年12月11日(土)10:00発売):チケットぴあ(Pコード:208-747)/e+

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -静岡公演-
2022年2月20日(日)静岡 Freakyshow
開場/開演:19:30/20:00
サポートアクト:herpiano
予約/当日:3,000円/3,500円(いずれもドリンク代別)
予約(2021年12月11日(土)より受付開始):会場予約フォーム

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -岡山公演-
2022年3月5日(土)岡山 PEPPER LAND
開場/開演:19:00/19:30
サポートアクト:マドベ
予約/当日:3,000円/3,500円(いずれもドリンク代別)
予約(2021年12月11日(土)10:00より受付開始):TIGET

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -名古屋公演-〈One Man〉
2022年3月6日(日)愛知・名古屋 今池 得三
開場/開演:18:30/19:30
予約/当日:3,300円/3,800円(いずれもドリンク代別)
予約(2021年12月11日(土)より受付開始):メール/電話(052-733-3709)/http://www.tokuzo.com/contents/tickets/

家主”DOOM” Release Tour 2022 -青森公演-
2022年3月19日(土)青森 SUBLIME
開場/開演:19:00/19:30
予約/当日:3,000円/3,500円(いずれもドリンク代別)
予約(2021年12月11日(土)より受付開始):TIGET

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -仙台公演-
2022年3月20日(日)宮城・仙台 FLYING SON
開場/開演:18:30/19:00
予約/当日:3,000円/3,500円(いずれもドリンク代別)
予約(2021年12月11日(土)より受付開始):会場予約フォーム

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -東京公演- <One Man>
2022年4月3日(日)東京・渋谷 WWW X
開場/開演:17:00/18:00
前売り/当日:3,300円/3,800円(いずれもドリンク代別)
前売りチケット(2021年12月18日(土)10:00発売):チケットぴあ/e+

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -松本公演-
2022年4月9日(土)長野・松本 MOLE HALL
開場/開演:18:00/18:30
サポートアクト:コスモス鉄道/TANGINGUGUN
予約/当日:3,000円/3,500円(いずれもドリンク代別)
予約(2021年12月11日(土)10:00より受付開始):TIGET

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -札幌公演- <特別編>
2022年4月16日(土)北海道・札幌 SPiCE
開場/開演:17:30/18:00
ゲスト:台風クラブ
前売り/当日:3,300円/3,800円(いずれもドリンク代別)
前売りチケット(2021年12月11日(土)10:00発売):e+

家主 ”DOOM” Release Tour 2022 -京都公演-〈特別編〉
2022年4月29日(金・祝)京都 磔磔
開場/開演:17:00/18:00
前売り/当日:3,300円/3,800円(いずれもドリンク代別)
ゲスト:台風クラブ
前売りチケット(2021年12月11日(土)10:00発売):チケットぴあ(Pコード:208-556)/e+

 


PROFILE: 家主
沖縄出身のシンガーソングライターで、ラッキーオールドサンをはじめとするバンドのサポートギタリストとしても活動する田中ヤコブ(ボーカル/ギター)が率いる4人組ロックバンド。2000年前後に東京、神奈川近郊へ移った田中ヤコブが学生時代に結成し、田中ヤコブのほかに田中悠平(ボーカル/ベース)、谷江俊岳(ボーカル/ギター)という個性豊かなソングライターを擁する。2019年12月にファーストフルアルバム『生活の礎』を発表。2021年12月にセカンドアルバム『DOOM』をリリース。