キム・ゴードン(Kim Gordon)『No Home Record』音楽的な挑戦が繰り広げられるキャリア初のソロ・アルバム

2019.10.15

ソニック・ユースのメンバーとして活動、USオルタナティヴ・ロック・シーンのゴッドマザー、キム・ゴードンが約40年の音楽キャリアにおいて初のソロ・アルバムを完成。プロデュースを手掛けたのはエンジェル・オルセンやスカイ・フェレイラ、イヴ・トゥモアを手掛けたジャスティン・ライセン。優雅なストリングスと不穏なエレクトロ・ビートが絡まる“Sketch Artist”の強烈さ、ヒリヒリしたヴォーカルが唸るノーウェイヴなアート・ロック“Air BnB”、盟友YoshimiO(ボアダムス)の作品にも通じるトライバルなサウンド、どうしてもソニック・ユースの影を感じさせる楽曲など、ロックでパンクでノイズで前衛的、それらすべてをクールで軽やかに奏でてしまう。あなたには誰も敵わない。

 


ソニック・ユースのベーシストとして知られるキム・ゴードンのキャリア初となるソロ・アルバム。ソニック・ユースの解散以降はフリー・キトゥン、ボディ/ヘッドといったバンドでの活動や自伝、美術評論集の出版等々……多彩な活動を繰り広げてきたキム・ゴードンだが、待望のソロ・アルバムは、ジョン・ケイルなどのアルバムのプロデューサーとして知られるジャスティン・ライセンをプロデュースに先鋭的な音作りに挑んでいる。すでに3年まえに発売された“Murdered Out”で前衛的な音作りが話題になっていたが、全9曲においてその音楽的な挑戦が繰り広げられている。

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