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2015年以降もさまざまな角度から輝きを放ってきたBUDDHAのブランド

鎖のサウンド面を支える音職人の初作では、CQとNIPPSがBUDDHA MAFIAとしてチルな名曲“IT'S COOL ~Mafiaの休日~”を披露。伝承者たるGOCCIとMEGA-Gの“ILL 生存者”も隅々まで聴きモノだ。

 

DJ PMX 『THE ORIGINAL III』 BAY BLUES/HOOD SOUND/ビクター(2017)

活動初期に“人間発電所”のマニピュレーターを務めたことも知られるPMX。このリーダー作では“Don’t Push Me”にCQとNIPPSをBUDDHA MAFIAとして招き、メッセージをドープに響かせている。

 

2000年代にD.Lのフックアップで注目されたラッパーが発表した初のアルバム。端々に滲むメッセージに加えて“There is”にはNIPPSも招き、“SUPER EMCEE'S PT.3(LETHAL WEAPON PT.4)”も披露!

 

MANTLE as MANDRILL 『365 of MANTEE THE SEXORCIST』 MAD13(2013)

THE SEXORCISTのメンバーによるソロ作で、飛葉飛火などの多名義を用いつつほぼ全曲にNIPPSが参加している。なかでも“ブッダの日記”はBUDDHA MAFIAとしてCQも駆けつけたひときわ不穏な逸曲だ。

 

D.L a.k.a. BOBO JAMES 『OOPARTS(LOST 10 YEARS ブッダの遺産)』 Bad News(2011)

D.Lのソロとしては通算3作目となる杉並アンダーグラウンド秘宝館。表題が示す通り、長年に渡って作り溜めてきたドス黒いサンプリング・トラックを開陳したインスト集で、このたび待望の復刻に!

 

OMEN44, NIPPS, VIKN 『25:17』 THE PLUG INTERNATIONAL(2019)

NIPPSの絡んだ近作EP。冒頭から激しく“Bring Back D.L”とブチ上げる様も気になる一方、MARINがジョニ・ミッチェル風に〈遠い国からはるばる殺しに来た〉と歌う“CFFTK Remix”にはCQも客演。