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コラム
OPN解体新書2020――3名の書き手が炙り出すワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(Oneohtrix Point Never)の謎多き素顔
『Magic Oneohtrix Point Never』リリース記念企画
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- 2020.11.06

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(以下、OPN)が約2年ぶりとなる新作『Magic Oneohtrix Point Never』をリリースした。

ONEOHTRIX POINT NEVER 『Magic Oneohtrix Point Never』 Warp/BEAT(2020)
今回Mikikiでは、本作を起点にしてOPNの3つの顔――普遍性をもった〈ポップ・アーティスト〉としての顔、〈ミレニアル世代のカルト・アイコン〉としての顔、聴き手を刺激し新たな物語を誘発する〈記憶の作家〉としての顔――にフォーカスし紐解いていくことにした。
まず、本作から聴きとれるOPNのポップな本性に迫るのは、過去にMikikiでアルカについての記事も執筆している音楽ライターの井草七海。続いて、OPNが本作制作に至るまでにカルト・アイコン化していった歩みを振り返るのは、7月に「ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド」を刊行した音楽ライターの門脇綱生。そして最後、本作にインスパイアされた聴き手として新たな物語を綴るのは、「構造素子」「すべて名もなき未来」などの著書で知られるSF作家の樋口恭介。
それぞれの視点から綴られる、読み応えたっぷりのテキストたちを存分に堪能してほしい。 *Mikiki編集部
【目次】
1. 井草七海が読み解く、OPNの限りなくポップな本性
2. 門脇綱生が遡る、ミレニアル世代のカルト・アイコン=OPNの歩み
3. 樋口恭介が本作を題材に綴る、新たな物語=記憶「Long Road Home」