コラム

サンボマスター20周年記念! BiSHや銀杏、民生らナカマたちが個性豊かなに愛を込めたトリビュート盤

サンボマスター
ナカマたちからの個性豊かな愛が込められた20周年記念のトリビュート盤!

VARIOUS ARTISTS サンボマスター究極トリビュート ラブ フロム ナカマ Getting Better(2020)

 今年で結成20周年となるサンボマスターを祝って、過去にツアーなどで競演した面々が集結する『サンボマスター究極トリビュート ラブ フロム ナカマ』がお目見えだ。原曲では激音とエモさが極まった“二人ぼっちの世界”を、岡崎体育がピアノと電子音、原曲のサンプリングを用いてビートレスに再構築し、BiSHは“できっこないをやらなくちゃ”をストリングスと爆裂ビートで畳み掛ける。Ichiro Yamaguchi+Setsuya Ku­r­o­takiは“美しき人間の日々”をミニマル・テクノとアンビエント、ノイズから終盤はなんとドリルンベースで展開。銀杏BOYZはアカペラからのノイズ即興を繰り広げ、MONGOL800はホーンが鳴り響く陽気なカリビアン・ロックで“青春狂騒曲”を歌う。

 ほかには、My Hair is Badや奥田民生のようにバンド・サウンドの味を活かしたカヴァーもあるが、それぞれの解釈を通して浮き上がるのは、メロディーのこのうえない美しさと言葉の力の揺るぎなさ。頼もしい仲間の愛とエールを胸に、サンボはロックの獣道を爆走し続けるのだ。

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