冒頭からオペラの難曲をガチで歌って度肝を抜いたかと思えば、玉屋2060%やCreepy Nutsとコラボしたり、ラジオ番組仕立ての曲があったり、相変わらず気持ちいいほどに自由奔放なメジャー3作目。凡人の発想の遥か斜め上を行くアクの強い魅力はそのままに、初めて自身以外のアレンジャーを迎えた曲も収録したことで、大衆性を増した印象も。二人の温かな関係性を詩情たっぷりに描いたバラード“36.8℃”の名曲ぶりたるや!