東日本大震災から1年後となる2012年以降、ほぼ毎年3月11日に発表してきた楽曲を集めたコンピレーション。衝動的に作られた2012年の“白日”こそオルタナティヴなギターが耳に残るが、その後はピアノやアコギの繊細な音色を軸に、震災と向き合ってメッセージを紡いできたことがわかる。今年の3月11日に届けられた“あいたい”は、重厚なストリングスと共に〈君と僕〉について歌われているのが実にRADWIMPSらしい。