フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライターによる、各媒体の高い評価を受けた前作から4年ぶりとなる新作。ベッドルーム・ポップ的だった前作の流れを汲みつつ、今作は80年代風の煌びやかで程良くダンサブルなサウンドが目立つ。まさにタイトルが示す通り、壮大で力強く、ポジティヴなムードに満ちた新境地の作品と言っていいだろう。そして随所に東洋のエスニックな側面を感じさせるのが良いですね。