結成30周年イヤーを飾る新作は、2020年発表の『NO』から連作となる『W』。エクストリームな轟音を鳴らした前作から一転、全編でヴォーカルを担当するWataがささやくように歌う、アンビエント~ドローン寄りの作品に仕上がった。サウンド・プロデュースにBuffalo Daughterのシュガー吉永、ハイライトを飾る大曲“知 –You Will Know-”のベースにはTOKIEが参加し、退廃的な空気の〈NOW〉を鳴らしている。