沼澤成毅がシングル“結晶”を2022年3月16日にリリースした。

Pamとのユニット、ODOLAとしてアルバム『Grooovin’ Blue』(2020年)をリリースしたほか、鍵盤奏者としてmei ehara、さとうもか、鈴木真海子(chelmico)、思い出野郎Aチーム、トリプルファイヤー、GUIROなど幅広いアーティストのサポートを行ってきたキーボーディスト/プロデューサーの沼澤成毅。彼が、初のソロワークである“結晶”をデジタルリリースした。

2020年の春頃から作りはじめられ、すべて宅録で制作が行われたという“結晶”は、閉塞感を打ち破るような鮮やかな色合いを持った曲になっている。

“結晶”では、沼澤自身がボーカルを担っており、厚海義朗(GUIRO)、鳥居真道(トリプルファイヤー)が演奏で参加。さらに、コーラスにmei eharaを迎えており、ミックスは沼澤と戸井大智(Okada&Ryo)が、マスタリングは風間萌(studio Chatri)が担当した。ジャケットは、イラストレーターのコマツタスクが手がけている。

沼澤からのコメントは次のとおり。

2年前の春頃に作り始めていた楽曲を、自分にとっての一曲目としてリリースすることになりました。この曲を聴いた誰かが、少しでも前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです。

また、mei eharaから推薦コメントが届いている。

沼澤くんは私のアルバムに参加してくれ、ライブバンドでもキーボードを弾いてくれている。
私の他にもたくさんのアーティストをサポートしていて、そういう本人は一体どんな音楽を作るんだろう?と、完成をとても楽しみにしていました。
多忙の傍ら、沼澤くんが時間と誠意を注いで作ったこの曲は、沼澤くんの好きなもの、真面目で丁寧だけど実はお茶目でファニーなところがある、沼澤くんの人間性が詰まっていて、だからなおのこと、コーラスに誘ってもらえて嬉しかったです。
制作中もずっと伝えていたけれど、沼澤くんはキーボードだけじゃなくて歌声も素敵だと思う。
これから先の作品も楽しみにして待っています。

ソウル/ファンクやジャズ/フュージョン、AOR、シティポップの要素を強く感じさせる豊かなアレンジメントとハーモニーが花開き、ODOLAともまた異なる沼澤のパーソナルな音楽的嗜好性や野心、美的感覚に満たされている“結晶”。初作にしてすでに成熟し洗練された極上のナンバーを、ぜひチェックしてほしい。

 


RELEASE INFORMATION

沼澤成毅 『結晶』 沼澤成毅(2022)

リリース日:2022年3月16日
フォーマット:デジタル
配信リンク:https://friendship.lnk.to/Kessyo

TRACKLIST
1.結晶

 

LIVE INFORMATION
さとうもか “Pajama Party 2022”

2022年3月23日(水)東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
カクバリズム20周年記念SPECIAL VOL.01
2022年4月9日(土)東京 日比谷野外大音楽堂

 


PROFILE: 沼澤成毅
93年山形県生まれ。東京都在住の音楽家。大学入学後、鍵盤楽器での演奏活動を開始。2017年にBullsxxtのキーボーディストとして、Pヴァインからデビュー。2019年、トラックメイカーのPamとのユニット、ODOLAとしてファーストアルバム『Grooovin’ Blue』をリリースする。鍵盤奏者として、mei ehara、さとうもか、鈴木真海子、chelmico、思い出野郎Aチーム、トリプルファイヤーなどのライブ、レコーディングに参加。2022年、初めてのソロワークとなる“結晶”をリリース。