アルバム2作に渡るプロジェクトを進行中の彼ら。オンライン・ライヴでの新曲発表などを行った第1章を締め括るのが本作だ。アンセミックなメロディーと、コロナ禍で生じた物理的/精神的な距離を越えようとする詞が特徴の“プラトー”をはじめ、ダビーなシティ・ポップ、ラテン風味のブラス・ファンクなど、どの曲もスマートなファンクネスを帯びている。彼らの探求はプロジェクトの第2章〈アプライ〉へと続く。