アンドレイ・タルコフスキー監督の遺作が4Kレストア盤で再発。特典DVDにはVHSでしか国内盤が発売されていなかった「タルコフスキー・ファイル in サクリファイス」が付いてきます。本作の舞台裏が見られるドキュメンタリーは必見。人類の救済、神秘主義、宗教をテーマに突然起きた核戦争による世界の終焉を阻止するため主人公は魔女と一夜を共にするのだが、その代償に大きな犠牲を払う事になる。本作はロケーション、出演者、スタッフなどイングマール・ベルイマン監督との関わりが強いのも特徴となっている。 作中の〈犠牲がなければプレゼントではない〉は恐ろしく示唆に富んだ言葉だ。