随分落ち着いて大人になったな、という印象の通算5作目。デビュー当初のヤンチャなパンクのノリやアンセム調はすっかり影を潜めて、ゆったり大らか。彼らの母国オーストラリアを思わせるパノラマティックなサウンドが広がり、成長を窺わせる。ほぼ全曲のプロデュースをヴォーカル/ギターのマイケル・クリフォードが担当。ジャジーな“Older”では、ルーク・ヘミングスが婚約者シエラ・ティートンとしっとり熱いデュエットを披露。